しばらくお待ちください

2025年海で出会えた生物ランキング

第2位 ハンターズイア・イマガワイ
ハンターズイア・イマガワイ Hantazuia imagawai
ハンターズイア・イマガワイ
撮影日:2021年10月31日 撮影者:今川

ウミウシに自分の名前が付きました。
この写真は今年撮ったものではありませんが、今年、新称が付いたということで紹介させて頂きます。

2020年にウミウシ研究者のサーシャさんこと Alexander Martynov 博士との出会いがありました。
サーシャさんはロシア人ですが、日本のウミウシに造詣が深く、日本のウミウシをもっと研究したいというお話を聞いていたので、サーシャさんの研究対象のウミウシが出た時には、それを標本にしておきました。
このウミウシを採取したのが2021年。
サーシャさんが来日したタイミングで、標本を渡せたのが2024年。

そして、今年、サーシャさんから論文が送られてきました。
もちろん英語の論文で、93ページもありますが、頑張って読み進めます。
22ページ目あたりで、ユニデンティアについての記述がありました。
あ、今川が提供した標本が、Unidentia kiku という学名で記載されてる!
これだけでも研究の役に立った感じがして、とても嬉しかったのですが、更に読み進めていくと、imagawai の文字が・・・!?

今まで1種だと思われていたコガネミノウミウシが、DNAで3種に分けられ、その1種が今川の提供した標本に基づき Hantazuia imagawai として記載されました。
ちなみに、残りの2種は、ウミウシハンターズの池田さんと、世界のウミウシの木元さんに献名され、Hantazuia yugoikedai と、Hantazuia kimotoi と命名されています。

これだけ、ウミウシ、ウミウシってやってたら、いつかウミウシに自分の名前が付くだろうとは思っていたけど、和名を通り越して学名が付くとは・・・サーシャさんには感謝です。
これからも、ウミウシの研究に貢献できるように、微力ながら頑張りたいと思います。

次は1位